
ジェフ・フレンチ教授
欧州ソーシャルマーケティング協会(ESMA) 会長, 国際ソーシャルマーケティング協会(iSMA) 前会長
日本ソーシャルマーケティング協会(JSMA)の創立1周年を迎えるにあたり、その設立と発展に尽力されてきたすべての皆様へ、心よりお祝い申し上げます。 JSMAは、設立以来、日本のみならずアジア、さらには世界において、ソーシャルマーケティングの優れた実践を集積し、その普及を推進する上で重要な役割を果たしており、今後もますます大きな貢献をしていくことでしょう。 今日、私たちが直面する社会課題はますます複雑化しており、政府、NPO・NGO、企業などあらゆる組織が、市民一人ひとりを深く理解し、ともにより良い社会を築くための実践に取り組むことが求められています。したがって、「優れた実践を社会に広げる」というJSMAの使命は極めて重要であり、大きな意義を持っています。 JSMAは設立後初めての本格的な活動年度において、目覚ましい成果を上げました。JSMAは、ソーシャルグッドの実現を目的とした行動変容プログラムにおいて、マーケティングの原則や概念がいかに有効性と効率性を高めることができるのかについて理解を促進しました。これは、行動変容実践の分野における効果的かつ倫理的な実践の推進に大きく貢献したことを意味します。 また、この節目にあたり、JSMAの設立を牽引してきた瓜生原葉子教授の功績に特に意を表したいと思います。瓜生原教授は、その強い信念と先見性をもって、共創とソーシャルグッドの実現を目指す協会の創設を成し遂げました。これは極めて大きな功績であり、高く評価されるべき成果です。 改めて、JSMAの皆様、そしてこの協会の設立と発展のために尽力されてきたすべての関係者の皆様に、心よりお祝い申し上げます。 JSMAの誕生は、ソーシャルマーケティング分野における世界的にも意義深い発展であり、その今後のさらなる活躍と社会への貢献を心から期待しています。

アンジェラ・マクリス教授
国際ソーシャルマーケティング協会(iSMA) 会長
国際ソーシャルマーケティング協会(iSMA)を代表し、日本ソーシャルマーケティング協会(JSMA)が創立1周年という節目を迎えられたことを、心よりお祝い申し上げます。 設立からわずか1年という短い期間でありながら、JSMAは日本におけるソーシャルマーケティングの発展に向けた確かな基盤を築かれました。強固なガバナンス体制を整備するとともに、行動変容支援や組織能力の向上を通じて多様な組織を支援し、さらに研究、教育、社会への普及活動、そして専門家同士の連携を通じて、ソーシャルマーケティングへの理解を大きく深めてこられたことに敬意を表します。 初年度における実績は実に印象的です。社会実装活動をはじめ、子ども向け・健康分野のイベントへの参画、人材育成プログラムの実施、研究および評価活動、新たなソーシャルマーケティングの知見の発信、さらには専門資格認定制度の構築に向けた準備など、多岐にわたる取り組みを着実に推進されました。 また、この機会に、JSMA設立を牽引してこられた瓜生原葉子教授の卓越したリーダーシップ、揺るぎない信念、そして先見性に敬意を表したいと思います。瓜生原教授の尽力は、JSMAの設立のみならず、協働を促進し、エビデンスに基づく実践を推進し、ソーシャルグッドの実現を目指すための重要な基盤づくりにおいて中心的な役割を果たしてきました。 創立1周年という大きな節目を迎えられたことを改めてお祝い申し上げます。iSMAはJSMAとともに歩めることを誇りに思うとともに、日本、アジア、そして国際社会において、JSMAが今後さらに大きなインパクトを生み出していかれることを心より期待しています。

サミール・デシュパンデ
グリフィス大学 准教授
アジアソーシャルマーケティング協会(ASMA)代表
アジアソーシャルマーケティング協会(ASMA)を代表し、日本ソーシャルマーケティング協会(JSMA)の設立1周年を心よりお祝い申し上げます。 また、代表理事である瓜生原葉子教授をはじめ、この1年間、協会の発展に尽力されてきたすべての関係者の皆様に敬意を表します。 JSMAは設立初年度において、組織基盤の整備とガバナンス体制の構築に取り組むとともに、日本におけるソーシャルマーケティングの普及促進、さらには研究者、実務家、自治体、企業、市民団体とのネットワーク形成に注力されたと伺いました。これは非常に意義深い取り組みであり、私たちASMAにとっても大きな学びとなっています。 なぜなら、ASMAは2025年11月に設立されたばかりであり、JSMAの歩みは、アジアにおいてソーシャルマーケティングの基盤づくりに取り組む他の国々にとっても貴重な先行事例となるからです。 【アジアにおけるソーシャルマーケティングの発展に向けて】 ASMAは、学術界、行政、企業、非営利組織、そして地域社会をつなぎながら、アジア全体におけるソーシャルマーケティングの発展を目指して設立された団体です。 私たちは、アジア各国が有する多様な経験や知見を共有し、それぞれの文化や社会に根ざしたソーシャルマーケティングの発展を支援したいと考えています。 そのために重要なのは、各国において信頼できる専門組織が育ち、それぞれの国の文脈に適した形でソーシャルマーケティングが発展していくことです。 その意味において、JSMAの設立は日本のみならず、アジア全体にとっても重要な出来事であると考えています。 【アジアの未来とソーシャルマーケティングへの期待】 私は25年以上にわたりアジア地域の研究に携わってきました。その経験から、アジアにおけるソーシャルマーケティングの未来は非常に明るいものだと確信しています。 経済成長や都市化の進展に伴い、私たちは健康課題、環境問題、高齢化、生活習慣病など、新たな社会課題に直面しています。一方で、貧困や栄養問題、感染症など、従来から存在する課題も依然として残されています。 こうした複雑な社会課題に対応するためには、人々の行動や社会システムの変化を促すアプローチが不可欠であり、その中心的な役割を担うのがソーシャルマーケティングです。 また、企業の社会的責任(CSR)やESGへの関心の高まりに伴い、企業、行政、教育機関、非営利組織、市民社会が連携して社会課題の解決に取り組む機会も増えています。ソーシャルマーケティングは、こうした多様な主体を結びつける有効な枠組みとなるでしょう。 さらに、アジアにおいてはソーシャルマーケティングに関する教育や研究の充実が求められています。資格認定制度や教育プログラムの整備は、人材育成を促進し、専門性の向上に大きく貢献するはずです。 加えて、欧米で生まれた理論を導入するだけでなく、アジア独自の文化や価値観に根ざした知識や研究を蓄積していくことが重要です。それは理論の発展のみならず、実務家や政策立案者に対して、より効果的な行動変容戦略を提供することにもつながります。 【JSMAへの期待】 JSMAは、日本におけるソーシャルマーケティングの発展を牽引する存在として、今後ますます重要な役割を果たしていくことでしょう。 ASMAは、JSMAをはじめとする各国のソーシャルマーケティング団体との連携を重視しており、研究、教育、人材育成、イベント開催、社会実装など、さまざまな分野で協力を深めていきたいと考えています。 アジアにおけるソーシャルマーケティングの発展は、一国だけで実現できるものではありません。互いに学び合い、経験を共有し、協働することによって、より大きな社会的インパクトを生み出すことができます。その意味で、私はJSMAとの連携に大きな期待を寄せています。 創立1周年という節目を迎えられたJSMAのさらなる発展と、関係者の皆様のご活躍を心より祈念いたします。 そしてASMAは、日本におけるソーシャルマーケティングの発展とJSMAの成長を支援するパートナーとして、今後も共に歩んでいくことをお約束します。
